高圧洗浄機を買おうと思っても、「どれを選べばいいの?」「ベランダ用と外壁用って違うの?」と迷う人は多いものです。
実際、洗浄する場所によって適した機種は異なります。
この記事では、高圧洗浄のプロの視点から、ベランダ・玄関・外壁それぞれに最適な高圧洗浄機を紹介します。
用途に合った機種を選ぶことで、ムダなく、快適に、きれいに仕上げることができます。
高圧洗浄機を選ぶポイント

まず、どの場所にも共通する「選び方の基本」を簡単に整理します。
- 水圧(吐出圧力)
汚れが頑固な場所ほど、水圧の高いモデルが有利です。家庭用では7〜12MPaが目安です。 - 水量(吐出水量)
広い面を洗うなら「水量」も重要。1時間あたり300〜400Lクラスが標準的です。 - サイズ・重量
マンションのベランダなど、狭い場所では軽量・コンパクトなモデルが便利です。 - 静音性
集合住宅や住宅街では、モーター音が静かな機種を選ぶと安心です。
これらを踏まえて、実際の使用場所ごとにおすすめ機種を見ていきましょう。
ベランダ向けおすすめ高圧洗浄機

ベランダは水はねや音が気になる場所。
そのため、軽くて静か・取り回しが良いモデルが最適です。
おすすめ機種:ケルヒャーコードレス高圧洗浄機 OC5
- 吐出圧力:2.4MPa
- バッテリー稼働時間:23分
- 特徴:自吸用ホースまたはペットボトルを使用することで、電源はもちろん水源も気にせずどこでも高圧洗浄可能。
▶ おすすめポイント
・マンションのベランダでも使いやすいコードレス式
・ペットボトルやバケツの水を使えるため、蛇口がなくてもOK
・豊富なアクセサリーと使えば室外機の狭い隙間もラクラク
「掃除機感覚で使える」サイズ感で、手すりや床の黒ずみもすっきり落とせます。
玄関・駐車場向けおすすめ高圧洗浄機

玄関まわりや駐車場は、泥・タイヤ跡・コケなどが主な汚れ。
ベランダよりパワーが必要なので、水圧が強くホースが長いタイプを選ぶのがポイントです。
おすすめ機種:京セラ(Kyocera) 旧リョービ AJP-1430SP
- 吐出圧力:10MPa
- 水量:480L/h
- 特徴:強力な洗浄力と安定した出力。ガン・ノズルの種類も豊富。
▶ おすすめポイント
・頑固な泥汚れにも対応できる十分な水圧
・車の下回りやコンクリートの黒ずみにも効果的
・ホースが長く、家の周囲を回って作業しやすい
日常の掃除から年末の大掃除まで幅広く使える万能モデルです。
外壁・ブロック塀向けおすすめ高圧洗浄機
外壁やブロック塀は、カビやコケなど時間をかけて付着した汚れが中心。
ここでは業務用に近いパワーと安定した連続運転性能が求められます。
おすすめ機種:ケルヒャー K4 プレミアムサイレント
- 吐出圧力:11MPa
- 水量:400L/h
- 特徴:水冷式モーターで長時間使用に強く、静音性も高い。
▶ おすすめポイント
・外壁や塀の広い面を効率よく洗浄
・水冷モーターで熱に強く、長時間使ってもパワーが落ちにくい
・スプレーガンで圧力を細かく調整でき、塗装面にも優しい
外壁全体を掃除したい場合や、プロ並みの仕上がりを求める方におすすめです。
場所別の選び方まとめ

| 使用場所 | 重視ポイント | おすすめモデル |
|---|---|---|
| ベランダ | 軽量・取り回し・アクセサリー | ケルヒャーコードレス高圧洗浄機 OC5 |
| 玄関・駐車場 | 水圧・ホース長さ・汎用性 | 京セラ(Kyocera) 旧リョービ AJP-1430SP |
| 外壁・塀 | パワー・耐久性・連続使用 | ケルヒャー K4 プレミアムサイレント |
それぞれの場所に合った機種を選ぶことで、効率よく・安全に・美しく洗浄できます。
まとめ:使う場所を意識して選ぶのがポイント
高圧洗浄機は、「どこを洗うか」で最適なモデルが変わります。
ベランダ中心なら静音・軽量タイプ、
外壁や駐車場もカバーしたいなら中〜上位モデルを選ぶと満足度が高いです。
自分の使い方に合った一台を選んで、気持ちの良い洗浄体験を始めましょう。
▶︎ 高圧洗浄の効果をさらに高めたい方は
→ 高圧洗浄で使うべき洗剤と注意点はこちら


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